アナフィラキシー

抗原によって感作された生体が、再びその抗原に暴露されたときに見られる即時型アレルギー反応。 原因となる特定の抗原に対するIgE抗体を有する場合に発症します。

抗原の再侵入によって、肥満細胞や好塩基球の細胞膜上のIgE抗体と抗原が反応し、 ヒスタミン、ロイコトリエンなどの科学伝達物質が放出されます。

これらは、いろいろな生理活性を有するため平滑筋の収縮、 血管透過性亢進などの組織反応を引き起こし、皮膚発赤、じんましん、 気管支収縮、腸管浮腫などの症状が現れます。

アトピー皮膚

アトピー皮膚とは生まれつきの乾燥性皮膚と考えられてきていましたが、 最近は軽度の湿疹性変化を示し、皮膚炎が治癒した症例では、その湿疹性変化が消失し 、また経表皮水分蒸発量も正常になり、角層細胞間皮膚セラミドも正常になったため。

生まれつきのものではなく、ごく軽度の皮膚炎であると考えられるようになった。

アトピー素因

アトピー素因とは、

(1)気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちいずれか、あるいは複数の疾患の家族暦・既往暦が認められやすいこと、または、

(2)IgE抗体を生産しやすい素因のことを言います。


アトピー性皮膚炎

増悪、寛解を繰り返します。痒みのある湿疹が主な症状の疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持っています。アトピー性皮膚炎の発症や増悪には、

(1)非アレルギー的な皮膚側の要因
(2)アレルギー的な要因
(3)様々な増悪因子が相互に関与しあっている


があげられます。皮膚側の要因は、「肌が弱い」という言葉で表現されることが多く、 感想肌、痒み、易感染性などを指します。

また、これらの3つの要因の比重は個々の患者において、 また年齢や生活様式によって様々に変化します。 IgE抗体生産に関与する遺伝子レベルでの解明はいまだ困難な状況です。

アトピー性白内障

アトピー性白内障 アトピー性皮膚炎に合併して起こる白内障です。白内障が発生するしくみとしては、
(1)外胚葉起源説
(2)水晶体蛋白免疫説
(3)外傷説などがあります。
典型例では水晶体前曩下に混濁を生じるとされていますが、臨床的には後曩下に混濁が生じる場合も多くあります。

アトピー性眼瞼炎

アトピー性皮膚炎において皮膚病変が眼瞼部に発症したものです。診断、治療は通常のアトピーと同じですが、顔面へのステロイド軟膏の使用にはステロイド緑内障やステロイド白内障などの副作用を引き起こす事があるので注意が必要です。

アトピー性結膜炎

アトピー性皮膚炎に合併して起こる慢性の角結膜炎。基本的に非増殖性の結膜の炎症性疾患ですが、 わずかに増殖性変化(輪部病変や巨大乳頭の形成)が見られる場合もあります。 アトピー性皮膚炎に合併している明らかな増殖性変化を伴うアレルギー性の結膜疾患は春季カタル として取り扱うのが一般的です。
リンク集

アトピー型喘息

アレルギー体質を有する固体に発症する気管支喘息で、室内塵、ダニ、花粉、 ペットの毛などの抗原が原因となります。

アトピー型喘息では、 これらの抗原に対する特異的IgE抗体が生産され、肥満細胞に結合したIgE抗体と 抗原が反応して、ヒスタミン、ロイコトリエンなどの化学伝達物質が肥満細胞から放出されます。 これらの化学伝達物質が気道の収縮、粘膜浮腫などの喘息の症状を引き起こします。

アトピー

アトピーは家系的に枯草熱、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などのアレルギー性症候群をもち、これは遺伝します。レアギン抗体を生産しやすく、また、抹消血中の好酸球の増加も認められやすく、ストレスに対して正常とはずれた自律神経的、血管運動的、内分泌的、内分泌異常を引き起こしやすくなります。

悪性関節リウマチ

慢性関節リウマチには、関節外症状として、胸膜炎、心膜炎、灰腎炎などを合併したものや、 血管炎による指壊痕、皮膚潰瘍、末梢神経炎などの症状のことを言い、予後不良の疾患で、 一般の関節リウマチと通常、区別しています。

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